優遇ポイントがたくさん!ぜひ知って役立てたい「青色申告のメリット」

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2/2のブログでは、「青色申告の基礎知識」についてご紹介しました。青色申告制度を活用することで有利になることがあるということはご理解いただけたのでは、と思います。
今回の税サポでは、何が有利になるのかという「青色申告のメリット」について具体的にご紹介したいと思います。

青色申告のメリット

青色申告のメリットの主なものを下記にご紹介します。

1.最大65万円を控除できる(青色申告特別控除)

青色申告を行うことにより、最大65万円または10万円を所得から控除できます。これを「青色申告特別控除」といいます。
なお、上記のうち、65万円の控除については下記の要件を満たすことが必要です。
<65万円の青色申告特別控除を受ける要件>
1)不動産所得もしくは事業所得のある事業を行っていること
2)所得にかかわる取引につき、複式簿記によって記帳を行っていること
3)2)の記帳に基づいて作成した貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付の上、申告期限内※に申告すること
※平成28年分の申告期限は、平成29年2月16日から3月15日までです

2.家族に支払う給与を経費にできる(青色事業専従者給与)

青色申告者は、一定の要件のもとに支払った給与を必要経費にすることができます。これを「青色事業専従者給与」といいます。

<青色事業専従者給与として認められる要件>
1)青色事業専従者(※)に支払った給与であること
2)「青色事業専従者給与に関する届出書」を納税地の所轄税務署長に提出していること
3)届出書に記載した方法や金額での支払であること
4)労務の対価として相当であること
※青色事業専従者の要件(下記のいずれにも該当する人を指します)
・青色申告者と生計を一にする配偶者や親族であること
・年齢が15歳以上であること
・1年を通じて6ヵ月を超える期間(一定の場合には事業に従事することができる期間の2分の1を超える期間)、青色申告者の営む事業に専ら従事していること

3.赤字の繰越しができる(純損失の繰越し)

今年の事業所得などが赤字の場合に、来年以降3年間に渡ってその赤字を所得から差し引く(繰り越す)ことができます。
たとえば、独立直後の個人事業主の方が、1年目は100万円の赤字、2年目が150万円の黒字になったとします。通常ですと、2年目は黒字の150万円が課税対象となりますが、
青色申告者の場合は、1年目の赤字100万円を2年目の黒字150万円から引いた50万円に対してのみが課税対象となります。
特に、開業したての個人事業主などは初年度に赤字であることが多いため、赤字の繰越しができる青色申告者になっておくことは大きな意味を持つと考えられます。

4.貸倒引当金を経費にできる

事業所得のある事業を行っている青色申告者は、年末時点での売掛金などの残高に5.5%を掛けた金額を貸倒引当金として計上し、経費にすることができます。通常経費にする場合は、お金を使用したうえで計上しますが、貸倒引当金はお金が流出しない形で経費にできる節税対策のひとつとして有効です。
※貸倒引当金:売掛金が回収できないリスクを見込んで積み立てておく資金のこと

まとめ

いかがでしたか?ご紹介したように、青色申告にはいろいろなメリットがあります。開業したてでまだ青色申告者でない方などは、ぜひ手続をされることをおすすめします。
手続のしかたについては下記のブログをご参照ください。
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【監修:税理士法人アディーレ会計事務所 税理士 花房浩平】

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